2026/10/15
第一種換気と第三種換気、何が違う?快適な住まいをつくる「換気」のお話
こんにちは、noieです🏠
家づくりを考えるとき、間取りやデザイン、キッチンや床材など、目に見える部分に注目しがちですが、実は毎日の暮らしの快適さを左右する大切なものがあります。
それが「換気」です。
普段あまり意識することのない換気ですが、室内の空気をきれいに保ち、心地よい住環境をつくるためにも健康にも欠かせない存在です。
今回は、住宅でよく採用される「第一種換気」と「第三種換気」の違いについて、分かりやすくご紹介します。
そもそも、なぜ24時間換気が必要なの?
最近の住宅は、断熱性や気密性が高まり、外の暑さや寒さの影響を受けにくくなっています。
一方で、気密性の高い住宅では、計画的に空気を入れ替えることが大切です。
室内には、料理や生活によるにおい、湿気、建材や家具などから発生する化学物質など、さまざまなものが存在しています。
こうした空気を適切に入れ替えるため、2003年の建築基準法改正により、住宅には原則として24時間換気できる設備の設置が義務付けられました。
一般的な住宅では、1時間に室内の空気の半分を入れ替えられる換気能力が求められています。
第一種換気とは?
第一種換気は、外から空気を取り込む「給気」と、室内の空気を外へ出す「排気」の両方を機械で行う方式です。
給気と排気の両方をコントロールできるため、計画的に空気を入れ替えやすいことが特徴です。
また、第一種換気には「熱交換」という機能を備えたタイプもあります。
例えば、寒い冬。
せっかく暖房で暖めた室内の空気を、そのまま外へ逃がしてしまうのはもったいないですよね。
熱交換型の換気システムなら、排気する空気の熱を利用して、外から取り込む冷たい空気を室温に近づけることができます。
そのため、換気による室温の変化を抑え、冷暖房の負担を軽減する効果が期待できます。
ただし、機械設備が多くなるため、初期費用やメンテナンス費用が比較的高くなる傾向があります。
第三種換気とは?
第三種換気は、外からの給気は自然に行い、室内の空気を外へ出す「排気」を機械で行う方式です。
住宅で広く採用されている換気方式のひとつです。
第一種換気と比較すると、設備の構造がシンプルで、導入費用を抑えやすいことがメリットです。
一方で、外の空気を直接取り込むため、冬は冷たい空気、夏は暖かい空気が室内に入りやすくなります。
また、第三種換気では住宅の気密性能も重要になります。
建物に意図しない隙間が多いと、計画した給気口以外からも空気が入り込み、思いどおりの換気ができない場合があります。
そのため、第三種換気を採用する場合も、住宅の気密性や空気の流れを考えた設計が大切です。
第一種換気と第三種換気、どちらがいいの?
どちらにもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが優れているとはいえません。
大切なのは、換気方式だけで判断するのではなく、住宅の断熱性・気密性・間取り・暮らし方などを踏まえて選ぶことです。
noieでは、住宅の性能にもこだわり、一棟一棟気密測定を実施しています。
気密性をしっかり確保することで、第一種換気はもちろん、第三種換気でも計画的な換気を行いやすくなります。
そのうえで、noieは標準仕様として「第一種換気」を採用しています。
給気と排気の両方を機械でコントロールできるため、外部環境の影響を比較的受けにくく、花粉やほこりの侵入を抑えることができるのも、その理由のひとつです。
目に見えない部分こそ、心地よい住まいづくりに
家づくりでは、デザインや間取りなど、目に見える部分に目が向きがちです。
しかし、本当に心地よい住まいを考えるなら、空気の流れや温度、湿度といった目に見えない部分にも目を向けることが大切です。
どんなに素敵な空間でも、暑すぎたり寒すぎたり、空気がこもってしまっては快適とはいえません。
noieでは、デザインだけでなく、住宅の性能や日々の暮らしやすさも大切にした家づくりを考えています。
これから家づくりを始める方は、ぜひ「換気」にも注目してみてください。
毎日を過ごす場所だからこそ、目に見えない心地よさにもこだわりたいですね。
住まいづくりについて気になることがございましたら、お気軽にnoieへご相談ください。





















